私はR3年度(2021年度)の中小企業診断士試験を独学で学習し、一次試験、二次試験まで合格いたしました。
今回は「経営法務」について記述します!
過去問マスターを使用されている方は、勉強の進捗と、回数ごとの正答率等の比較にぜひご利用ください。
勉強順序
やりたい科目、ベース知識のある科目から進めていくことにしました。
1番目 情報システム (記事はこちら。)
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2番目 運営管理 (記事はこちら。)
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3番目 企業経営理論 (記事はこちら。)
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4番目 財務・会計(記事はこちら。)
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5番目 経済学・経済政策(記事はこちら。)
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6番目 経営法務 4/19 勉強スタート!
科目概要
経営法務では、経営に関する法務関係の知識を問われる科目です。(そのままじゃないか。。)
とくに、法律関係の勉強が初めての方は、専門用語(法律用語)に面食らうことになるかと思います。わたしがそうでした。
また、例年、比較的難易度が高め(科目合格率がほか科目に比べて低め)という印象があります。
一方で、暗記が多めなので、早めに始めるのが必ずと言って功を奏するわけではないと思います。
個人のバックグラウンドや、得点戦略にもよるとは思いますが、試験2か月前ごろから集中的に取り組むのもありかと思います。

実際、私が本格的に取り組んだのは6月~でした。(その前にテキスト+過去マス一周はしましたが、惨敗で苦手意識を持ち、本格的に着手するのを渋っていました。。。)
経営法務について感想
割り切りました。。。
初学であり、過去問を解いていても、答えを覚えてしまったりして、本番前までに十分な手ごたえを持つことができずにいました。
ただ、ほかの科目とTotalで合格点(420点 / 700点)を超えればよい、と思うにいたって、経営法務は足切り回避をターゲットに置きました。
といっても40点目標はリスクが高すぎるので、頻出論点を絶対落とさない、という意気込みで、60点を目標点数にしました。

60点の実力がついていたかというと、微妙なところですが、安定して足切り回避する実力はついていたとはおもいます。
苦手意識がある方は、風呂敷を広げすぎないこともありだと思います。
2択まではいけることが多い
ポイントとなる論点について理解度を高めていくと、2択までは結構絞れるかな、という手ごたえを持ったのを覚えています。
超重要とされる、会社法、産業財産権、知的財産権、民法の頻出項目について、十分に理解し得点率を上げつつ、全般として2択まで絞る力を上げられれば、40点を超える可能性はぐっと上がると思います。
(多少マーク運に頼るところもありますが、、、)

でも、民法は難しいです。
最初は、問題を読むのにすら、時間がかかりました。
解説を読んでも、理解できないことが多々、、
テキスト見てても覚えられない
私はテキスト見てても覚えられませんでした。経営法務のテキストって、文字量、多めですよね。
私は早稲田出版の動画を、Youtubeで聞きまくってました。

家族でのドライブ中も、BGMはTBC受験研究会の先生がたでした。
過去問回転の実際
一次勉強中の、経営法務についての過去マス正答率の集計を行いました。
実施時期とその正答率を記載します。
実施時期はいつ?
カコマスを回したタイミング(1~3回目)はそれぞれ以下です。
1回目:2021/4/19~
2回目:2021/6/23~
3回目:2021/8/9~
(試験直前で3回目がやっと完了。)
過去問マスターでの記録方法
正誤チェック欄には、3種類の情報を記載しました。
1.〇 正解 自信をもって正解できた
2.△ 2択などに絞って正解、あるいは直前の問題解説に記載があったので正解
3.× 不正解 普通に間違えた
過去マスの正答率はどうだった

実際に、当時の記録をグラフにしてみました。主観的な感想は以下です。
- 1回目・・・うわ、全然解けない、というイメージ。特に民法は、ちんぷんかんぷん。直前にテキスト読んで予習、回答後にテキストで復習しても、初見で解けるイメージがわかない。
- 2回目・・・感覚的には、他科目の一周目程度の理解度。つまり、ほとんど自信をもって答えられないという状態。
ここで、
テキスト中心のインプットに限界を感じ、Youtubeでのインプットを開始。(早稲田出版の経営法務がとても分かりやすい。)
これが功を奏し、今まで理解できていなかった論点や、重要なポイントについて、濃淡をつけて勉強することができた。 - 3回目は・・・インプットの量と質を大幅に増やしたことで、かなり解けるイメージがついてきた。だが、経営法務は特に「回答を覚えてしまう。」ことが多かったので、数字よりは理解度は高くない。しかもこの時点で、ほぼ試験直前。
まぁ、足切りは大丈夫でしょ、ぐらいの意気込みは持つことができるようになっていました。 - 最後の1週間で、三周目に不正解だった問題を振り返った、という感じです。
一次試験の実際の点数は?
結果的に、経営法務の点数は
「68」でした!!(得点Eが経営法務です。)
マーク運もあったと思います。終わってから、の感想は、まぁ足切りはないかな?という、目標水準通りの結果でした。

まとめ
私の場合は、経営法務に関して、カコマス回転のみでは合格レベルに達するのは厳しかったかなぁと思います。
苦手意識が強い方は、Youtubeなどで多方面からインプットがおすすめです。
そうすることで理解の幅が広がったり、重要度に応じて濃淡をつけて学習できるきっかけになりました。

経営法務の過去マスって、何かと解説で
「基本的な論点で必ず回答したい」といじめてきますよね。
最初、ちんぷんかんぷんで解説読んだのに、こんなこと言われるので結構萎えましたよ。。
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